September 11th, Under the sun shining bright, refreshing wind is blowing./2012.09.19 NEW ALBUM RELEASE

2012.09.19 NEW ALBUM RELEASE/JabBee「そばに君がいれば」

そばに君がいれば

ゆったりしたグルーヴの真ん中に確かにある「唄」。
月が満ちるように、味わい深さを増してゆく、甘く切なくホロ苦いフォーキーソウルミュージック。気心知れたバンドメンバーとともに作り上げた、懐かしくも新しい世界。
JabBee'sマスターピースここに完成!
VIVID SOUNDより 2012.09.19 ON SALE!!
PRICE ¥2,625(税込)[VSCD3123]
Track List 12Tracks
  • 01. new song
  • 02. 冬空
  • 03. 愛のために
  • 04. 風が強い日
  • 05. 雨上がりのふたり ~instrumental~
  • 06. かえりみち
  • 07. 追憶
  • 08. 誘惑
  • 09. 雨上がりのふたり
  • 10. music
  • 11. そばに君がいれば
  • 12. 悲しみが消えるまで

「そばに君がいれば」self liner notes
JabBee new album 「そばに君がいれば」について友人知人よりコメントを頂いています。(敬称略)

15の時に地下の湿気たスタジオで出会った先輩達から

カッコいいレコード教わった
ライブハウスでの生き方教わった
喧嘩の仕方も教わったし仲間の大切さも教わった
トラブルだらけの人生に音楽がどれだけ大事かってこと教わった

その先輩達を教えてきたこの先輩の声聞いてると
15の時が昨日みてえに感じてくる

教わる事はまだまだたくさんありそうだ

TOSHI-LOW/BRAHMAN

絶望が通り抜けた後にこそ、耳に残るポジティヴ感。
ちょっと誉め過ぎだろうか?
JabBeeは控えめな楽天家、若しくは臆病な楽天家?
でも、そんなニュアンスで聴けるからイイ。
嘗て、菊池氏の前身なるバンドに惚れ込み、ライヴの記録映像を撮ったり、音楽事務所に営業した頃が懐かしい。
あれから早くも十数年…
そりゃあ、成長してて当たり前だ!
それでもシゲ兄らしさが感じられて嬉しい。
昔はイントロ勝負な高揚感ある曲調が印象的だったが、JabBeeは粋な映画のエンディングみたく、肩の力の抜けた安定感を感じさせる。
同窓会で久し振りに逢った奴が粋な男になってた、そんな感じだ。
JabBeeの音楽に対する言葉を探そうと、色々な場所と時間を試した。
でもそれは南米でも湘南でも、日向でもなかった。
きっと赤く染まった夕陽の海でもないんだろう。
日没のちょっと妙なマジックアワー。
空の向こうはまだ明るく見えているのに、
頭上だけに雨雲が湧いて、ちょっと道を濡らしてる。
そんな多摩川沿いの道路を走りながら、これだ!と思った。
いや、決して馬鹿にしてる訳じゃないんだぜぇ〜
音楽を言葉で言い表すのは、歌を作るぐらいに難しいね。
疑うなら、JabBeeを聴いてみるべし!
でもきっと、明日は明日の音に変わるのさ〜♪

田中要次(俳優)

アルバム作るって言ってから何年経ってんだよ!
自由な雰囲気の中、こっそりBLUESを入れてくるようなジャビーの世界観を嫌いな人には悪夢のようなアルバムです。
繰り返し言いますが、ジャビー嫌いな人は絶対聴かない方がいいですよ。絶対に。
間違って好きにならないとも限らないですから。
ナカムラ(モアリズム)

青い中年の匂いのするアルバムだ。
もう多くは望まない。でも、諦められない、忘れられない、まだ信じたい、そんな思いに胸の内を熱くしながら、足腰にガタが来つつある人には是非聴いてほしい。
西川 美和(映画監督)

ゲッピー(と、出会ったころからそう呼んでいます)の歌や言葉はとてもまっすぐで正直で、そのまんま心に届きます。十何年か前、彼のライブの帰りに、その余韻で曲ができたこともあるくらい。今回のアルバムは、言葉のそこここに愛があふれているなあ。その言葉たちに加えて演奏が色彩を帯びていて、豊かに楽しそうです。これからもがんばってね!
イノトモ

吉祥寺の老舗ライヴ・ハウス”曼荼羅”付近でつるんでいたあの頃から菊池茂の”力強さ”と”繊細さ”を併せ持った歌唱に圧倒されていた。それから20年近く。変わらないことの凄さ。「淋しくなったら会いに来いよ」と言ってもらえたような安心感。刺激的なメンツとの色彩豊かなアンサンブルの中を、いま2012年の菊池茂が自由に泳いでいる。
平泉光司(COUCH)

シゲル君ニュウアルバム発売おめでとう。本当におめでとう。キクチシゲルが創るミュージックは今も出会った頃も俺にとっては変わらない唯一無二の存在だ。
例えるならすべてが凝縮された原石。音楽の本質が無数に詰まった原石だ。今時の音楽みたいに磨かれすぎた当たり障りのない輝き、そんなものはかけらも持ち合わせていない。
キクチシゲルのミュージックはリスナーがそれぞれの思いで磨いて磨いて初めて輝く宝石のようだ。俺も今回のアルバムは沢山聞いた。俺にしかわからない輝きも沢山見つけた。
キクチシゲルの音楽は原石、聞く人の気持ちでダイヤモンドにもサファイアにだってなる。
みんなも自分の側に置いて磨いてみてください。
君だけの宝石になるはず。
kurosawadaisuke

いろんなシチュエーションで、JabBeeのニューアルバム「そばに君がいれば」を聴き込みました。
それこそアルバム制作の最終チェックをしたであろうシゲルん家のステレオでもじっくり聴かせてもらって、「もしアナログプレスするなら曲順変えようよ」とか、エラソーに口出ししてみたりしながらもね(笑)。
だけど、こないだ一週間ほど帰省してまた上京する際に母に車で福島駅まで送ってもらった時に流れてきた「New Song」には心底マイった!
まるで自分のためのサウンドトラックのように響いてきたからだよ。
なんだよこの一曲目!!
もう「そばに君がいれば」は名盤にキマってるじゃないか?!
須田 祐一郎(Soul Powder Dressing!)

シゲルさんの唄(歌でなく唄がしっくりくる感じ)を聴いて…はや四半世紀、その「あいかわらず」の不器用な唄いっぷり、そう、真っ直ぐ進むのでなく、真っ直ぐにしか進めない、田圃の真ん中の単線進む各駅停車の鈍行列車な感じに「まあ、ゆっくりいこうぜ」と肩を叩かれ、ワタクシ、今日もほっとするのです。
そして、そばにいる仲間(メンバー)と「ボックス席でわいわい酒でも呑みながらの列車旅行」的なこのアルバムを聴いて「ああ、俺も一杯やるかぁ」と、今夜の一軒目を探し、今日も家を出る次第です。
そんなJabBeeの唄のように、キク者のハートに響く酒を私も造りたいと、そう思っている今日この頃です。
磯蔵酒造 蔵主 磯 貴太